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WATARIGARASU

MICRO TRIBE: FUKUI TRAD ANNUAL/MANUAL 圓 FROM PERIMETRON

MICRO TRIBE: FUKUI TRAD ANNUAL/MANUAL 圓 FROM PERIMETRON

通常価格 ¥4,620 JPY
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A

 

~SUMMARY~

クリエイティブレーベル「PERIMETRON」から派生した、西岡将太郎、佐々木集、森洸大から成る新たなトリオ「圓(en)」。彼らが2021年初頭に企て、約1年間かけて取り組んでいた福井県の伝統工芸を再考するプロジェクト「FUKUI TRAD」の全過程をまるっと完全網羅・ぎゅぎゅっと凝縮しまくった一冊です。

 

形骸化してしまっている伝統工芸や地方創生、「ファスト」ばかりが求められる広い意味でのクリエイティブ、希薄になっている人間関係、失われつつある日本人のアイデンティティ……。FUKUI TRADは圓のフィルターを通した新しい伝統工芸品開発を主眼としたものですが、彼らの目的・意識はただカッコ良いプロダクトを作るといったところに留まらず、様々な問題との戦いに向いていました。佐々木は言います。「FUKUI TRADは完全に(たびたび課題が現れ、ヒントを町で探す)RPGだった」と。

 

西岡、佐々木、森が縁もゆかりもなかった福井という田舎の地で、どうクエストし、仲間を募り、人の渦を作り、課題(=行政や目減りする予算などなどなど)に立ち向かったのか。彼らがぶちまけてくれた本音を元に、すべてを臆せず文脈化しています。タイトルの「MICRO TRIBE(小さな族)」は、彼らが作ってきた(そして、これから拡大しようとしている)「人の渦」を指し、「ANNUAL/MANUAL」はFUKUI TRADの年次報告であるのと同時に圓流のクリエイティブ/サバイバルマニュアルであることを意味しています。

 

ハードカバーを覆うのは、森洸大による怒涛の渦巻きアートワークがエンボスで立ち現れる福井県の越前和紙。生きること、働くこと、創造すること、地方やそこに息づく文化の存続に行き詰まりを感じているすべての人びとに、この本を捧げます。

 

監修:
編集・出版:WATARIGARASU
アートディレクション・デザイン:宇平剛史
デザイン:冨樫遥
カバー和紙提供:和紙屋 杉原商店
印刷:サンエムカラー
製本:篠原紙工

 

発売日:2023年4月8日

 

254P 195×135mm ハードカバー

 

~INDEX~

●Introduction Micro Tribe

●About“圓/en” Resonance

圓とはどういう意味か。

●Strolling Tribe Called Quest

そぞろ歩き。

●「でんとうこうげい」(佐々木集による書き下ろし)

●Random Memories Part.1 Nishi's Memo

●Patchwork Conversation Part.1

with Shotaro Nishioka & Cota Mori at the Beginning

はじまり、不毛な理由の発覚。

●Satellite It's Like “Moon Shine”

暗闇の中の熱源。

●Break-Through Space to Gather

家、ぶち抜く。

●Social Issues Fukui Prefecture & Japan Today

見すごされゆく社会課題。

●Patchwork Conversation Part.2

with Shotaro Nishioka Midway

中期、問題の根源。

●1st Proposal(最初の企画書)

●History of Fukui Culture Force of Minority

どうやって「大」に打ち勝つか。

●Talk with Key Person Common Ground

内田裕規 杉原吉直 内田徹

●Salvage Dig & Update

探査の行方。

●Products & Background Traditional Habit

プロダクトを裏付けたもの。

●Patchwork Conversation Part.3

with Cota Mori & Shu Sasaki About Kamon

「拡散」と「急進」の家紋。

●2nd/Last Proposal Fixed Plan(最終の企画書)

●Random Memories Part.2 Nishi's Memo

●Pop-up Restaurant 1st Arrow was Shot

一本目の矢が射られた瞬間。

●Patchwork Conversation Part.4

with Shu Sasaki & Shotaro Nishioka Afterwards

今後、飲みながらの密談。

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